著者 |
小出義雄 |
出版社 |
日本文芸社 |
出版年月 |
2000年10月 |
価格 |
\1,200 |
入手場所 |
ブックオフ |
書評掲載 |
2002年6月 |
評 |
★★★☆☆ |
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「Qちゃん 金メダルありがとう」より一足先に出版された、シドニーオリンピックでの金メダル獲得までに至る道程を振り返っている一冊。
高橋選手との出会いから、マラソン挑戦、酷暑のアジア大会での驚異的な日本最高記録、最高の状態で臨んだはずの世界選手権での棄権、オリンピック選考レース前の食中毒…。そんな数々の予期せぬ事態を乗り越えて、最高の舞台で最高の結果を残してくれた高橋選手。 「金メダルのためなら死んだっていい」と言って夢を追いつづけた監督にとって、高橋選手との出会いは、まさに神様からの贈りものとも思えてくる。
最高のめぐり合わせと言ってはばからない師弟コンビだが、始めのうちは試行錯誤の連続であることが、この本を読んでると良く分かる。やはり「ローマは1日にしてならず」ということか。
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