著者 |
山口典孝 監修 |
出版社 |
MCプレス |
出版年月 |
2006年8月 |
価格 |
\1,300 |
入手場所 |
市立図書館 |
書評掲載 |
2006年12月 |
評 |
★★★☆☆ |
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100m・10秒の壁を破る夢の記録まであと一歩と迫った、アジア最速のスプリンター・伊東浩司と、アテネ世界選手権でマラソン金メダルを獲得した、長距離界の世界チャンピオン・鈴木博美によるランニング・トレーニングガイド。
前半の短距離編は伊東が担当し、後半の長距離編を鈴木が担当する構成で、ランニングフォーム、筋トレやストレッチなどについて、カラー写真を豊富に盛りこんで、わかりやすく紹介している。
Q&A形式によるアドバイスもあり、中学・高校生や、その指導者にはもってこいの内容かもしれない。 しかし、せっかく短距離走者(夫)と長距離走者(妻)のトップ選手による共著だというのに、その魅力を十分に引き出せず、中途半端な構成になっている気がする。 短距離のことを知りたければ、それに関する専門書を読むだろうし、長距離も然りだ。 トップアスリート同士のビッグカップルなのだから、「走り」に共通する身体の使い方などについての対談を載せてもらえれば、もっと中身の濃い内容になったのではないかと思う。
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