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勝ちにいくスポーツ生理学

勝ちにいくスポーツ生理学
著者 根本勇
出版社 山海堂
出版年月 1999年9月
価格 \1,600
入手場所 文教堂書店
書評掲載 2001年2月
★★★★★

 一般の書店でも手に入るような、準専門書のため、専門的知識がなくても、誰にでも理解しやすい書き方に仕上げられている。
 しかしその内容については、大学の専門課程で学んでいるような高度な内容にも触れられていて、筋・代謝・神経など、トレーニングによる生理的適応を科学的に分析していて、「なぜこの練習が必要なのか?」という疑問を解決するためにはもちろん、科学的には根拠のない「無駄な練習」も例にあげているので、練習の動機付けのためにも、ぜひ手元に置いておきたい一冊だ。

 このシリーズは、他にも『筋肉』『ウエイトトレーニング』『スポーツ心理学』など、多数出版されていて、いずれも高度な内容を分かりやすく書かれていて、買って損のないシリーズであるように感じる。

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